GRUB2で起動オプションを渡す

公式から辿れるコミュニティwikiにある通り /etc/default/grub の中で GRUB_CMDLINE_LINUX, GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT を使って指定する。 使える起動パラメタについては BootPrompt-HOWTObootparam(7), kernel-command-line(7)が公式資料だと思っている。

記録

前回と同じ環境を使った。 debug オプションを有効にしてみる。

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# in /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX="debug"

変更を反映して再起動する。

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$ sudo update-grub
$ sudo reboot

ログインして起動オプションを確認するとちゃんと debug が渡されていることが確認できた。

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$ cat /proc/cmdline
BOOT_IMAGE=/boot/vmlinuz-4.18.0-13-generic root=UUID=d2c19aaf-d33b-49cb-84af-045694514743 ro debug console=tty1 console=ttyS0

おわりに

これでLinuxカーネルの実験をする最低限の準備が整った。 前にも書いたように、Linuxまわりで次にやってみようと思うのは、isoイメージをビルドから作ってみたり、QEMUを使ってデバッグしてみたりするかディストリビューションを作ってみるかを考えている。

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