要求に条件反射しない

主に要求に関わる文章の批判が下手でコミュニケーションで不便を感じたので要求を批判するに気づく様に少し整理する。 もともと要求を批判対象として気付ければ問題ないので焦って考えられずにジャッジしないように手前に焦点をあてる。

文書の意図と位置づけを確認する

文章の意図を確認すると要求に対して動きやすくなる。また他の知識体系に関わる主張なども一般化に向けて開けているか確認しやすい。

意図は目的・背景・経緯とかで位置付けってのは、関連した他の文書や事実などを指す。

書かれている内容を批判する

文章の意図を確認すると要求に対して動きやすくなる。また他の知識体系に関わる主張なども一般化に向けて開けているか確認しやすい。

読む側としては何するかというと「しっくりくる」状態まで批判・認識の調整を繰り返す。 具体的には下の4つが思いついた。

  • 主張の分類
    だいたい次の4つに分けると対応の取り方が決まる
    知識・価値・規範・要求
  • 論理の確認
    だいたい下が使われる
    演繹・仮説検証・推測(演繹・アブダクション) 用途や対象とする領域や要求される確度・精度を勘案して適切か判断する
  • 根拠の確認
    下のどれかを論理で組み合わせて主張にしている
    前提・事実・主張 それぞれ受け入れられるか? 適切か? を確認する
  • 語彙の確認
    使われている語彙の意味定義がどうなっているか確認する 特に意味定義が提示される場合、社会と文書の関わり方に着目すると下の3つ 確認・限定・提案 意味定義の方式で分類すると素朴には下が思いつく 内包・外延

書かれていない事との関係を考慮に入れる

他の事実や規範との整合性や意図が真っ当かなどの判断を行う。

要求・規範の主張時には、とりあえず何がどう変化するか?メリデメはどうなるか必ず検討する。 要求が選択式の提案の場合、各選択肢に加えて受け入れない事についても行う。また他の選択肢はないかも考える。

何がどう変化するか? の洗い方だけど一般的な事を雑に書くとしたみたいな感じ。 この辺は勘や経験を使って出して批判を通して磨くループを回すに限る。 ただカップ麺みたいに素早くしたい事もあるしでEvernoteとかにメモして時々見返して更新すると良さそう。

  1. 相手・自分を含むステークホルダを出す
  2. 責任を書き出す
  3. 今後の責任範囲を確認する
  4. 要求に支払うコストを出す
  5. 要求から得られるリターンを出す
  6. 見えているリスクを出す

最後に上記でできた意見を文書に起こして反論を受けられる形で伝える

普通に論理的な文章を書いたら挨拶と連絡先を付けて返信しましょう。 口頭でやるのも流れはだいたい同じ。

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