謎会議へのモヤモヤと怒り

謎会議があった。議題や詳細が書かれていないインビが飛んできた。 なんの説明もなく「コアバリューを決めないとならない」的な話になった。 聴いていたところ、ある状況でどう行動して良いかわからないという不安を元にしていることに気が付いた。 この問題と話題は繋げかたなどの別の要素も混ざってしまう。 その不安を整理しないで大きな言葉に振り回されて考えた気になっているように映ってしまった。 無意味な時間に捕まってしまったというわけだ。

あまりにも無駄な時間で悲しくそのときに色々と考えてしまった。 考えるほどにこの環境では自分の思考力や技能を悪化させると感じてしまった。 要はそろそろ転職しなきゃと思ったのだ。

そんな謎会議ならはじめから参加を拒否したり開始時に積極的に割り込んで足場を固めればいいと考えるかもしれない。 自分もそう考えて働きかけていた時もある。でも改善しないし、いざ始まると特に確認する人は現れずに惰性で流れていってしまている。 他のみんなはどう感じているのだろう。わたしは初歩的な改善もなく延々と繰り返されて愛想が尽きてしまった。 育休明けで焦りもあるのかもしれない。なぜただでさえ少ない時間を無駄にしないとならないのかと萎えてしまうのだ。 売上を大きくしないと給料も上がらない小さい会社に来たにも関わらず、圧倒的な謎会議である。

振り返って、初歩的ではあるものの「謎会議を避けるための確認項目」と「『コアバリューを決めよう』という目標を世迷いごとにしないための確認項目」を自分なりに書く。 ただ怒りが元になっているため結論から書くなんて簡潔な展開にはしない。 まず先にこの謎会議の不都合や不利益を挙げて批判を繰り返す。そのあとでまとめてみようと思う。 また怒りを元にまとめるため網羅的な綺麗なアウトプットではない。

感覚なのか明確なのかは別として多くの人は用途別にチェックリストを持ってると思う。みんなそのリストを時間をかけてメンテナンスしている。 最後のまとめは、みんなの一覧のアップデートに使われたらラッキー程度で思っている。なんといっても怒りが湧くくらい本当に初歩的なことなのだ。

では怒りの批判を書きすすめる。実際の中身に触れられないのでどの程度に無意味な文が並んでいたかを伝えられないのが残念だ。

その1: 目的や概要に触れないで会議を始める

インビに書かれてなくて話し始めでも触れられない。 そんな状態ではボーっと聴いてヒントを集めるか流れを止めて確認するしかない。 言うか言うかと待っていたら、なんかみんな好き勝手に話し始めた。で目的も確認できないので時間ばかり過ぎていく。

その2: 悩みのまま決断をしようとしている

何に不安なのか困っているのか言葉に起こして、答えることのできる問いにして欲しい。 テーマや状況などは特定できるが問いに辿り着けないのであれば、そのこと自体に自覚的になってくれ。 その場合は問いを作るための手がかりを集めるところから始めることになる。

その3: 不用意に高い抽象度の話を持ち出す

感じている不安に対して不必要に高い抽象度の言葉を持ち出して騒ぐのは意味がない。 スローガンオジサン・社訓親父は辛いだろ。 考えたい問題と使われている言葉がつながるか確認してくれ。 課題と繋がらない事を悩んでも何も出てこない。 抽象度が高い話題が有効なのは具体的な問題を眺めたり整理したりして理解を積み上げてからなんだ。 同じことだが全体が見えるようになったと感じている人が全体に投げかけてフィードバックを受け取るところから始まる。 具体的な悩みがあるのに整理せずに数段高いところの言葉を持ち出しても繋がらないし問題が煩雑になるだけだ。

その4: 無意味な全員集合

大きな言葉を使ってるからか不用意に人を呼びすぎる。

その5: 2つの関連する話題を暗黙に話す

繋がってない事を話している。本来は異なる2つの抽象レベルの話題だ。 それを1つとして話してしまっている。かなりの混乱を生み出す。

その6: 謎のキャッチフレーズを提示するも繋がってない

トップダウン風にキャッチフレーズを並べられた。 まず1つめが漠然とし過ぎてる。2つめが1つめと繋がらない。 そして説明がないままに「ここまでは良いと思う」とか言われてしまう。ぜんぜん良くない。

振り返って

書いていて「あぁ、なんて初歩的なことができてないんだ」と思ってしまった。

謎会議を避けるための確認項目

  • 目的は?
    • 情報共有, 意見の収集, 相談と決定
    • 相談と決定の場合は問いになっているか?
      • 自分で解答例を作れるか?
    • 情報共有や意見の収集は対面が必要か?
  • 参加者は?
    • 必要な人(責任を押し付ける人), 希望する人(関心, 関連がある人)
  • 必要な事前情報は?
    • 資料一覧, 参加者への準備の要望
  • 必要な時間は?
    • 事前説明: 慣れてる人だけ(2-3分), 新参者(5-10分)
    • 派生しそうな話題と寄り道に使える時間(全体の5-10%くらい)
  • 進行できるか?
    • 目的の前提は受け入れられているか?
    • 一番詳しい人は誰か?
    • 一番詳しくない人は誰か?
    • 疑問や違和感が表情に出る人は誰か?
    • 意見を躊躇する人は誰か?
      • フォローするかしないか?

『コアバリューを決めよう』という目標を世迷いごとにしないための確認項目

そもそも実際の問題と繋がっているかが大事で繋がらないのであれば論外だ。 ここではスローガン(やコアバリュー)を定めること自体の意義と確認項目を考える。 あくまでここで考えるものは組織内部向けでブランドスローガンとかキャッチコピーとかではない。

スローガンを定めるという行為は特定の行動を促すためにある。 なのでスローガンは最低でも次のどちらかを満たす必要がある。

  • 行動の評価基準になっている
  • 選択の指針になっているか

2つめは1つめに含まれ派生的だけど感覚的な毛色が違うので分けてみた。 1つめの具体例は「爆速!」的なやつ。

そして有効であるために思い出しやすいことも大事だ。 使い道のない言葉は混乱を生むだけで損失が大きすぎるのでない方がマシ。

怪しいスローガンがいくつか並ぶとその絶望はさらに深い。 それらは繋がっているだろうか?いま思いついたのは受け入れられる関係は3つ。

  • 文脈を限定した具体例になっている
  • 時間を延長した将来像になっている
  • 片方がもう片方の一部になっている

中高生かよ。こんなことでイライラしたくない。 チームビルド頑張ったり言葉の有用さや運用について丁寧に伝えれば改善するのかも知れないが辛いものだ。

この件とはまったく関係ないけど不安なことがありこの記事は深夜高速を聴きながら書いた。 せっかく shortcode 作ったし、好きだし公式動画だったのでここに載せてる。

転職を考えつつも、目の前の仕事は頑張って貢献する所存。

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